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資料:自己紹介

○鈴木家庭福祉課係長

 まだ1名遅れている委員がいらっしゃいますが、定刻となりましたので、ただ今から第1回「今後目指すべき児童の社会的養護体制に関する構想検討会」を開催させていただきます。委員の皆さま方におかれましては、お忙しい中お集まりいただき厚く御礼申し上げます。

 はじめに、本検討会の開催に当たりまして家庭福祉課長からごあいさつ申し上げます。

○藤井家庭福祉課長

 おはようございます。委員の皆さま方におかれましては、本当にお忙しいところ本検討会の委員を大変快くお引き受けいただきまして、改めて御礼申し上げる次第でございます。この児童の社会的養護体制でございますけれども、私ども家庭福祉課で、平素この仕事に携わっていて、厚生労働省のいろいろな仕事の中でも、マスコミに登場することもさほど多くありませんし、社会的な関心といったものが今ひとつ高まっていかないもどかしさのようなものを日々感じているというのは正直な実感です。

 しかしながら、本日お集まりの委員の方々には十分過ぎるぐらいおわかりいただいている通り、子どもの社会的養護と申しますのは、まさにわが国社会の次世代を担う子どもたち、それも虐待等で大変重い課題を抱えてしまった子どもたちを、どのように回復させていき、社会全体としてどのように育てていくかです。いわゆる少子化対策の中でも、あるいは福祉施策全体の中でも、私は最も大事な、最も重要なテーマの一つではないかと日々考えているところでございます。ましてや近年虐待が増加していて、この社会的養護の対象となる、いわゆる要保護児童の数自体も増加していますし、またニーズの質という面から見ても、大きく多様化・複雑化してきています。例えば児童養護施設の入所児童を見ますと、歴史的には孤児院から出発しているのですけれども、今や9割が親のいる子どもとなっています。また入所児童は入所する時点で虐待が何らかの背景
にあるという子どもが6割です。そのような状況で、ニーズの質の変化が従来の孤児院的な発想ではとても対応できないような大変難しい局面に入ってきています。

 そのような状況にある子どもの社会的養護ですけれども、私ども家庭福祉課においては、前回、平成15年に専門委員会を設置して検討させていただきました。それから既に3年が経過していますし、3年間の状況の変化、あるいは当然のことですけれども3年前の議論の成果も十分踏まえながら、改めて今回、子どもの社会的養護のあるべき姿、あるいはその拡充に向けた具体策について、まとめていただければありがたいという思いで、この検討会を設置させていただきました。

 折しも、政府全体のレベルにおいても「子どもと家族を応援する日本重点戦略」をつくろうということで、これは本格的に少子化に対応するという意味で「子どもと家族を応援する日本重点戦略検討会議」というのが設置されることになっています。これは官房長官が議長で、関係閣僚と有識者等で構成されるものですが、この中に四つの分科会が設置されることになっています。その中の「地域・家族の再生分科会」の中では、子どもの社会的養護、要保護児童支援ということで、やはり議論をされることになっています。もとより、この検討会が戦略会議と直接つながりがあるというわけではありませんけれども、私どもとしては、本検討会の議論が政府レベルの議論にも何がしか影響を与えるといいますか、インプットしていけるような格好になればとも思っています。委員の皆さま方には、ぜひ忌憚のない率直なご議論をいただければありがたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

○鈴木家庭福祉課係長

 それでは、議事に入る前に、まず委員の皆さま方のご紹介をさせていただきたいと思います。恐縮でございますが、委員の皆さま方より自己紹介をお願いしたいと思います。それでは、奥山委員から、時計回りとは逆にお願いしたいと思います。よろしくお願い
します。

○奥山委員

 国立成育医療センターこころの診療部におります奥山と申します。よろしくお願いします。私も、いろいろな虐待の問題や施設にいる子どもとのかかわりなどで、社会的養護にはかなり興味を持っていますので、少しでも皆さまと良いコミュニケーションが取
れたらと思います。よろしくお願いいたします。

○榊原委員

 読売新聞の榊原と申します。生活情報部という暮らし・家庭のテーマを取り上げている部署で記者をしています。9年前に、働きながら出産・子育てを経験し、いかに産みにくい・育てにくい社会かということを実感し、なぜこうなっているのかということを自分の取材の中でもさまざまな形で取り上げてきたという経緯があります。子どもの養護の問題については、ほとんど素人ですけれども、広く子どもを社会全体で育てていくようなシステムが日本では本当に遅れているということは実感していて、こうした議論に参加させていただけることを光栄に思っています。どうぞよろしくお願いします。

○柏女委員

 おはようございます。淑徳大学の柏女と申します。私自身は保育や社会的養護・障害・非行といった子ども家庭福祉の問題の一番基盤にある、サービス供給体制の研究をずっと続けています。 とは言いましても、社会的養護の問題は、学生時代のボランティアが振り出しでしたので、児童養護施設の就職試験を受けたことも覚えていますけれども、そういう意味では、一番私の原風景のところにかかわらせていただくことを幸いに思っています。どうぞよろしくお願いします。

○庄司委員

 青山学院大学文学部の庄司と申します。大学では教育学科に属しておりますが、もともとの出身は心理学で、主にやったのは赤ちゃんのことです。そこから乳児院とかかわって、今、里親もやっています。そういう里親・乳児院・児童養護施設等の社会的養護については、今本当にもう危機的な状況にあると思います。何とかこの機会に良い方向へ進める道が見えてくるといいと思います。よろしくお願いします。

○松風委員

 大阪府児童家庭室家庭支援課長の松風でございます。よろしくお願いいたします。私はソーシャルワーカーで大阪府に入庁して、昨年度まで児童相談所の所長をしていました。今年から児童家庭室の児童相談および児童養護施設等入所施設の管理運営担当、そして母子のさまざまな施策の担当をしています。大阪府においても、ご承知のように非常に児童虐待の発生が多く、初期対応に力を注いで参りましたけれども、児童養護施設の入所状況は常に一杯の状況が生まれております。今後、入所した子どもたちの健全育成や社会的自立に向けてどういう支援をしていくのか、いわゆる地方自治体として、権利擁護も含めてどう対応していくのかというところに、今、悩みなりまたはさまざまな検討を進めているところです。今回この会議に出席させていただいて、さまざまな情報やお考えをいただけますことを非常にありがたく思っています。どうぞよろしくお願いします。

○山縣委員

 おはようございます。大阪市立大学の山縣といいます。私は、大学時代から児童養護問題に興味を持っていて、そのころは養護施設等を出た子どもたちの自立といいますか、社会的な生活をどうつくっていくのかというところに興味を持って勉強していました。その後、児童養護施設に就職して、4年半という短い期間でしたけれども仕事をさせていただき、継続的に養護問題に興味を持っています。その後は、養護問題の中でも特に施設のあり方を少し見直さないといけないのではないかということで、小規模化や地域化などに関心を持って、この領域では仕事をさせていただいています。数年前から、縁がありまして、委員の何人かにも会員になっていただいていますけれども、「日本子ども家庭福祉学会」の会長などもやらせていただいていて、この領域の充実を会員ともども願っています。最近は、とりわけ予防的な視点も必要ではないかということで、養護問題から、さらにもう少し原点に帰った子育て支援というところでも仕事をさせていただいています。勉強させていただきます。よろしくお願いします。

○鈴木家庭福祉課係長

 なお、西澤委員は少し遅れる予定です。また、吉田委員は本日欠席とのご連絡をいただいています。

 続きまして、事務局の出席者の自己紹介をお願いします。

○香取総務課長

 雇用均等・児童家庭局の総務課長で香取と申します。よろしくお願いします。私は厚生労働省に入って今年で27年になりますけれども、医療保険や高齢者の行政担当が長くて、子どもの行政担当は、今やっている仕事を含めて5年ぐらいということになります。介護・老人の分野、あるいは障害の分野でいろいろな形で大きな改革が行われて、社会の変化や国民の認識の変化に対応したさまざまな制度改革が行われ、施設のあり方やサービスのやり方も大きく変わってきています。そういう中で、特に養護を必要とする子どもたちの分野の行政、あるいはサービスのあり方、いろいろなケアの形というものが、そういう意味で必ずしも十分に議論され改革が行われてきたと果たして言えるのだろうかという問題に、非常に関心を持っています。

 先ほど、家庭福祉課長からお話し申し上げましたが、実はこの検討会を立ち上げるに当たっては、単に個々のさまざまな問題にどう取り組むかということではなくて、もう少し大きく、制度全体あるいは施設のあり方全体、あるいは人材のあり方、さまざまな形の自治体の関与のあり方、そういった少し大きいシステムとしてどう考えるかということも含めた議論をぜひやる必要があるのではないかということで、今回こういった形で委員の先生方にお願いしたということです。

 先ほど家庭福祉課長が申し上げましたように、政府全体としても少子化対策の新しい戦略を立ち上げることになっていますけれども、実はその中でも、「すべての子ども、すべての家庭を支える」という一つの考え方がありまして、この考え方には虐待を受けた
子どもであっても、あるいはさまざまな社会的な困難を受けた子どもであっても、等しくこの国に生まれた子どもとして支えるというメッセージがあると私どもは理解しています。その意味で、この検討会での議論を何らかの形でそういった政府全体の検討にも反映させていくということで真剣に議論していきたいと考えています。ぜひ委員の先生方によろしくご指導いただければと思っています。以上です。

○藤井家庭福祉課長

 改めまして、家庭福祉課長の藤井です。私の思いは先ほど申し上げた通りですので、繰り返しません。冒頭から委員の先生方を持ち上げるつもりはありませんけれども、このテーマを議論していただくに当たって、およそ今現在私が考え得る最高のメンバーにお集まりいただいたという気持でおりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。

○佐藤児童福祉専門官

 家庭福祉課の佐藤と申します。よろしくお願いします。私は事務局の方を担当させていただきます。委員の先生方には大変お忙しい中で、タイトな日程でございますけども、さまざまなことをお願いすることになると思います。よろしくお願いいたします。

○鈴木家庭福祉課係長

 ただ今、西澤委員が到着されました。一人一人自己紹介をしていますので、恐れ入りますが、簡単に自己紹介をお願いします。

○西澤委員

 大阪大学の西澤です。飛行機で来た関係で遅れてしまい申し訳ありませんでした。もう一つお詫びですが、私はアメリカの国際学会から帰ってきたばかりで、まだ時差ボケが抜けなくて、ここに来る前に一度家に寄って服を着替えられるはずだったのですけれど、そうではないことが先ほど判明して、このような格好で来てしまいました。ここに来るよりは渋谷で踊っていろという状況であることを、誠に申し訳なく思います。私は、半分以上は社会福祉に足をつっ込んでいると思いますが、一応臨床心理という領域で、今まで20数年間、虐待を受けた子どもたちの主に社会的養育ということに携わってきました。その中でいろいろな忸怩たる思いもあり、あるいは自分の夢もあり、そういったものを少しでもこの委員会に私なりに提供できればよいと思って、この重職を引き受けさせていただいた次第です。よろしくお願いいたします。

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